こんにちは。
れんげ鍼灸整体院の山城です。
質問にお答えしていきます。
A.それは内臓が感情を司っているからです。
内臓が?????
そうなんです。
東洋医学の考え方で
『陰陽五行論』
というものがあります。
それは
すべてのものは
「陰と陽に分けられる」という考え方と
「5つの要素で出来ている」という考え方になります。
その5つの要素に分けるとき
臓器をそれぞれ5つに分けます。
それが五臓といい
『①肝・②心・③脾・④肺・⑤腎』です。
そして、感情も5つに分けることができます。
それが五志といい
『①怒・②喜・③思・④悲・⑤恐』です。
前にある数字が、関係するものです。
「肝と怒」
「心と喜」
「脾と思」
「肺と悲」
「腎と恐」
という感じになります。
例えば、臨床で多いのは
イライラしやすくて、怒りっぽい場合は
肝の気が強くなっていて頭に血が上りやすくなります。
結果、肩こりや頭痛・ひどくなればめまいなども出ます。
この場合は全体のバランスを考慮しながら
肝の気を落ち着かせていくような鍼灸治療を行います。
肝の気が落ち着くとイライラが少なくなります。
このようにして、関連してくる原因を見つけ
整えていくことが、鍼灸の役割の一つです。
少しはお分かりになったでしょうか?
何かご質問があれば、お気軽にお尋ねくださいね。
では、また。
れんげ鍼灸整体院 山城俊介